自家生産の牧草にこだわる

  牧場主の高村武志は高校卒業後、父の後を継いで、酪農を始めました。妻と二人、25年以上にわたって毎日欠かさず牛と向き合いました。

「本物のジャージー牛乳とは何か」。

 試行錯誤を繰り返すうち、たどりついたのは、牛が健康であることの大切さでした。乳のもととなるエサにこだわり、畑の土づくりを行い、自ら栽培した牧草をふんだんに与えることにより、「この牧場の牛乳はまろやかでやわらかい」と言われるようになりました。

 品質の高さを表す指標の一つである乳脂肪分は、年間平均で5.0%を超える水準です。


低温殺菌とノンホモゲナイズ製法

  「本物のジャージー牛乳を飲んでもらいたい」。 その思いを実現するために、製法にもこだわっれいます。
 その1つが、65度という低い温度でゆっくりと30分をかけて行う低温殺菌の採用。加熱による成分変化が少ないため、牛乳本来のうまみと香りが消えず、たんぱく質やカルシウムなども体に吸収されやすいまま残ります。乳酸菌も生きたまま、搾りたてに近い牛乳になるのです。
 また、市販されている牛乳のほとんどが、日持ちをよくするために脂肪分を均一化する加工(ホモゲナイズ)されているのに対し、乳脂肪に手を加えないノンホモゲナイズ製法を採用。そのため、脂肪分が固まりやすく、賞味期限は短くなりますが、加工されていない分、より自然に近いものになります。
 いずれの工程も、自社の加工場で完結されているのも「山吹色のジャージー牛乳」の特徴。細部にまでこだわりと配慮を行き届かせるためです。牛乳自体に高い品質が求められ、手間とコストがかかる製法ですが、あえて犖率瓩茲雖犲銑瓩鯆謬瓠K槓のジャージー牛乳を追求したいという一人の酪農家の熱意が形になりました。